「日本の騎手では凱旋門賞を勝てない。」そう思ったのは「2010・スノーフェアリーのG1エリザベス女王杯・Rムーア」のレースを見た時だ。あまり馬場がよさそうではなかったこのレース。最後もんのすごい脚。他の騎手がブレーキをかけているかのように見えた。そして騎手のパワーで走らせているように見えた。凱旋門賞制覇にはこれが必要なのだと思った。「日本の馬では凱旋門賞を勝てない」そう思ったのはディープインパクトでもオルフェーブルでも負けた時だ。この2頭よりも強くて、かつ重い馬場も大得意、そんな馬は日本馬で日本のコースを走っている限り現れない。日本馬が勝てるとすれば「①欧州血統の外国産馬を日本で調教し、欧州長期遠征を経た後、一流外国人騎手が騎乗。」しかないだろう。なんだか日本馬が勝ったとは言えなさそうなこのパターン。しかし、日本の馬場に慣れた馬は勝てないだろうし、日本の馬場に慣れた脚の速い騎手でも決して勝つことはないだろう。と思っていたがよく見ると「2013・キズナの凱旋門賞4着・武豊騎手」むむ、これは・・・欧州の騎手が乗れば勝っていたのでは?と思う。このレースの武豊騎手はなかなか好騎乗だったが。そして「2023・スルーセブンシーズの凱旋門賞4着・C.ルメール騎手」むむ・・・これも欧州の騎手が乗っていれば勝っていたのでは?と思う。このレースのC.ルメール騎手はひどい乗り方だった。日本馬でも一流外国人騎手を確保できれば勝てるような気がしてきた。なんとか用意してほしい。ちなみに私は過去になら3頭、この馬と騎手なら凱旋門賞を勝てたのでは?と思う馬がいる。「テイエムオペラオー・和田竜二」「ジャングルポケット・O.ペリエ」「キングカメハメハ・安藤勝己」だ。どの馬も欧州血統であり、重馬場が上手い騎手である。キングカメハメハはその前に故障してしまったが、テイエムオペラオーとジャングルポケットにはぜひ挑戦してほしかった。特にジャングルポケットは苦手な中山コースのJCに武豊騎手で出走するくらいなら、凱旋門賞に出てほしかった。ちなみにキタサンブラックやアーモンドアイ、イクイノックスらは挑戦しなかったが、賢明だ。武豊騎手で勝てるわけがないし、アーモンドアイは東京コース専門の脚の速さ、イクイノックスも似たようなものだ。勝てるわけがない。戦績に傷をつけるだけだ。日本馬が今後出走するなら、ぜひ欧州の一流騎手を確保してほしい。それならばまだ楽しみはある。