武豊騎手
知らない人はいない競馬界のレジェンド。JRA重賞360勝?国内海外G1で100勝以上??。すごい、すごすぎる。かつての活躍はやや省略。今を語ろう。武豊はまぎれもない天才だが、最も天才的な能力を発揮していたのが、サンデーサイレンスの産駒たちである。スペシャルウィーク、サイレンススズカ、極めつけがディープインパクト等、武豊とともに伝説になっている。だが、「サンデーサイレンス時代の終焉」とともに、一時成績が落ち始める。また、落馬事故や馬主とのトラブルにより、まさに暗黒時代に落ち込んだ。さらに、ルメール、デムーロのJRA通年騎手免許の取得により、勝星も奪われた。しかし、そこから這い上がらせたのもまた、「父父サンデーサイレンスの孫」たちであった。キズナ、キタサンブラック、ドウデュース等の馬たちだ。輝きは欠けたものの、以前の勢いをやや取り戻し、今日まで競馬界のレジェンドとして活躍している。近3年での重賞成績は、勝率9%、複勝率22%。かつてほどG1は勝てなくなったが、G1を毎年のように勝ち、毎年重賞をいくつも勝っている。レジェンド健在だ。騎乗スタイルは、位置を取りにはいかない「馬の気に任せてタイプ」だが、もともと位置取りが後方目なことが多く、サンデーサイレンス産駒の乗り方がぬけていないように思える。また、おそらく押したり抑えたりしていくと折り合いがつかなくなるはずだ。昔から折り合いが唯一の弱点といわれている。だから位置取りが極端になる。そしていつも4コーナーでは大外ブン回しだ。しかし、武豊騎手は脚の速い方の騎手なので届くこともある。なんというか脚の速い武豊騎手の人気を落とさないために日本の馬場が高速化したような気がするのは私だけか。考えすぎか?うむ。きっと高速芝のほうが維持費が安いのであろう。緑の砂も見た目が良いのだろう。うむ。そうしておこう。話を武豊騎手に戻すと、G1での騎乗は不満が残ることが多いし、勝つときもさすが豊!という感じではなく、あんな乗り方で勝っちゃった豊!みたいな感じだ。「キズナのダービー」や「ドゥデュースの有馬記念」のような。また、厳しくいえば、キタサンブラックに代表される「レジェンド逃げ」も胡散臭かった。武豊には誰も競りかけないのね、という感じだ。人気になりやすい騎手なのでつみたてWIN5では悪材料だが、全盛期ほど1番人気になることは少ない。だが、私とは20年以上相性が悪い上に、穴馬を持ってくることもないためつみたてWIN5で買うことはほぼない。しいて買い時を挙げるなら、五流以下の騎手からの乗り替わり時、さすがにそんな騎手よりは上手い。武豊騎手を最近買ったのは「2023・モズメイメイの葵ステークスG3・1着」だ。前走G1桜花賞で五流和田騎手からの乗り替わり。前々走はG2チューリップ賞を武豊騎手で勝っている。なのになぜか8,6倍の4番人気。信じられない。私はWIN5以外はほぼ買わないが、さすがにこれはと思うときは単勝を買うこともある。当たってよかった。以後一度も武豊騎手を買っていない。しいて消し時を挙げるなら買い時以外のすべてのレースだ。私は信頼できない。しかし個人的な感情は抜きにして、5000勝を目指してまだまだレジェンドとして頑張ってほしい。