ミルコ・デムーロ騎手  

JRAの重賞を111勝、内G1で34勝。川田騎手よりもG1の勝ち数が多い。世界に誇るビッグレース、ドバイワールドカップを最初に制したJRA騎手だ。が、かつての栄光はどこにもない。勝率7%、複勝率20%。一応それなりのウデは残っている。スタートがあまりよくないのも昔から変わらないが。だが、近年最後の直線で、あきらめて追わないことが多すぎる。レースを見れば一目瞭然だ。勝てないのなら馬に余計な負担をかけないということか?これにより実力以上に着差が広がる。ゆえに大敗となることが極めて多い。しっかりと最後まで追ったら、という目線で着順を判定する必要がある。そして乗り替わりに注目だ。次の騎手があきらめずに追うと結果が変わるからだ。また、重馬場で強いイメージがある。実際データではそうなっているはずだ(確認はしていないが分かる)。もともとラスト400m程の直線追いだけが以上に伸びる、というのが世界レベルの必殺技だった。だいぶ衰えたが馬を動かす力はまだ多少はある。【つみたてWIN5】では、重馬場のときのみ買うかもしれない程度だ。英雄よ、さらば。