横山典弘騎手  ? ? ?

JRA重賞188勝、内G1で28勝。が、天才と呼ばれたかつての勢いはない。勝率5%、複勝率23%。まだ重賞をいくつも勝つ年もある。この騎手には必殺技がある。ポツンと呼ばれるとんでもなく最後方からのレース(そこから勝つことはないが上がり最速を繰り出すときはある)が有名だ。とんでもない後方からすごい脚で伸びてきて4着!みたいな感じだ。たまに、逃げポツンも炸裂する。「イングランディーレの天皇賞春」がそれだ。G1で2着が多いことでも有名だった騎手でもあるその数なんと約80回。戸崎騎手の比ではない。スタートから1コーナーまでの入り方が抜群にうまかったし、長距離でもスムーズな馬の運び方が目立っていた。しかし彼の騎手人生の集大成が、馬の気分に100%合わせた位置取りであり、ポツンと呼ばれるものにもなるのだろう。逃げる時も、前に動かしたりする様はあまり見ない。下げるときも手綱を引いている様子もない。すべては馬の気分次第。天才のやることはよくわからないということか。近年成績も下がっており、あまり人気にならない騎手となった。後方ポツンは怖いが、逃げポツンには期待してしまう。まだまだいろいろな意味で魅せる騎手。もう少し現役を続けてもらいたい。がしかし、最近では勝ったときの騎乗に、私には理由を上手くつけられない。どこが上手かったとかが全然わからない。買い時はむずかしい。横山典騎手と相性がいい人はうらやましい。しかし、消し時は分かる。「短距離の重賞」だ。ここ10年で1勝しかしていない。さらにG1の28勝の内、短距離のG1は25年前の「ブラックホークのスプリンターズS」だけだ。明らかに苦手条件、弱点である。ランクのつけられない騎手だが、短距離以外は三流以内には入るだろう。。現在のはあまり人気にならない騎手だが、人気のなさがつみたてWIN5では買える騎手となる。ただし先ほどもいったように私にはどうしてもあまり買い時がわからない。苦手な騎手だ。スタートしてみるまで予測不能な騎手だからだ。