横山和生騎手
JRAの重賞を17勝、内G1を3勝している。毎年重賞をいくつも勝っている。近3年の重賞成績は勝率10%、複勝率24%。先行馬に乗った時の安定感がとてもいい。なぜか人気になりにくい騎手、というイメージがあるがほとんどの重賞勝ちが1番人気と2番人気での勝ちだ。むむ・・またしても父典弘氏が・・と考えてしまう。武史君の記事でもう書いてしまっているので気になる方はそちらを。横山和生騎手はいつも先団か先頭にいるような気がする。勝ちパターンは、先団からスイスイといつの間にか先頭に立ち押し切る。またはスイスイと先頭に立ちいつの間にか直線でリードを広げ押し切る。押して押して、押して押して位置を取りに行くというよりは、少し押してペースを掴み、スイスイと先頭に立つ、みたいな感じだ。勝つレースでは、だいたいスタートから1コーナーまでの入り方に強引さもなく綺麗だ。スタートが上手い騎手だ。ものすごい脚で差し切った!のようなレースは重賞では4回ほどで雨の日かダートだ。脚はあまり速くない騎手だろう。だいたい逃げか先団からの押し切り勝ちだ。気に入らない点は、極端な位置取りでの勝利がやや多めなところか。また、中団から綺麗に差し切るレースがない。だが完全に自分の勝ちパターンを持っており、同じような騎乗を何度もできる。これは一流に近い証である。よって買い時切り時は明白だ。先行馬は買いで差し馬は消しだ。とてもわかりやすい。だが私には松山騎手との違いを明白には表現できない・・・。【つみたてWIN5】では先行馬で買える騎手だ。