岩田未来騎手
JRAの重賞を10勝している。G1はまだ0勝だ。近3年の重賞成績は勝率6%、複勝率19%。実は決して勝率が悪いわけではない(後述)。岩田望未騎手は24歳、若手の中では数少ないドンピシャのタイミングで重賞を差し切れる騎手だ。重賞制覇のほとんどが「レースの流れに乗りキッチリ差し切り!」や「鬼脚炸裂!」である。何度も例に挙げるが、五流西村騎手のように「逃げか、逃げ損ねたけどラッキー!」のような勝利ではない(※西村騎手はキング騎手や佐々木騎手のように、徹底した先行策でウデを磨けば三流にはなれると思うが)。岩田望騎手にウデがあるのは認める、三流騎手にもいれてある、将来トップ騎手の座も狙えると思う。だがしかし、この歳でG1騎乗が55回もある。G1でも結果を出している、二流坂井瑠星騎手と同じくらいだ。G1で結果を出しているのならともかく、複勝率はなんと1%台で、6着以下がほとんどだ。なのに・・・少し優遇されすぎではないか?なぜそんなに騎乗依頼が来る?おそらく横山父典弘氏のように、岩田父康誠氏も息子に馬を回した結果ではないか。父岩田康騎手は2017年秋からの不振が嘘のように、2022年だけで重賞を8勝した(2017秋~2021年の約4年半で重賞10勝)。そして2023はたったの1勝だ。また、入れ替わるように息子岩田望騎手は2022~2024年に初重賞を含め重賞を10勝もしている。重賞をドンピシャで差し切れる騎手だ、10勝してもおかしくはない。しかし、父岩田康騎手が乗ったことのある馬で息子岩田望騎手が重賞を勝ったことは一度もない。一度もだ。父岩田康騎手があまえさせていないように見えるが、逆ではないか?あえてそう見えないように、息子が自分のウデだけで勝っているように見せて実は馬を回しているのではないか?と勘繰りたくなる程だ。まったくあまえさせていないのであれば素晴らしい父親だ。ライオンが崖から子を・・・みたいなやつだ。息子を成長させたことに心から賛同する。真実はわからないがさておき、岩田望騎手は前述のように若手としては驚くほどG1に乗っており、驚くほど結果を出していない。三浦皇成か!笑。よって消しどころはG1すべてである。また、重賞の勝率は6%だが、G1を抜くと10%程になるだろう。三流騎手として十分役に立つ。特徴としては逃げ・先行が少ないように見えることだ。差し切りで勝ち星を増やしているのが岩田望騎手のスゴイところ。逆にいえば、先行馬のときは少々割引か。しばらくはG1では徹底的に外すことになるが、今後のG1成績、鬼脚が炸裂するか注目だ。